ミニマルな教育

「なんとなくガヤっと」

あなたは、授業参観に出かけたことはありますか? 我が子の授業を見に行ったり、研修で足を運んだりなど、カタチは様々ですが、他人の授業の様子を見る機会は少なくないでしょう。 ここで、一般的に「人気のある先生・授業」は何によって決まっているのかに…

教師<ユーチューバー

私たちが安定した精神で生活を送るには、ある種の「怠惰」が必要です。 ある程度の低空飛行、一定の退屈が、日常を支えます。 しかし、その生活が必ずしも変化を必要としないとはいえません。 教師という仕事は、2,30年前までは「先生様」でした。 何を言っ…

教師たるもの勉強するな(その4)

この記事では、単に教師をディスるという短絡的な批判にならないように細心の注意を払いながら、教師の問題点について触れていきたいと思います。 「知っている」ということがマイナスな影響を及ぼすのは、果たしてどのような状況なのでしょうか。 【4. 「知…

教育≠ジコマン

青臭い質問ですが、 教師って、なんでしょうか? 例えばトラックの運転手は、あれだけ大きな乗り物を乗りこなす技術をもっています。 よって、災害現場に出向くとしたら、「運転手」「機械を動かせる人材」としての価値があります。 コックさんは、美味しい…

教育の原点回帰

昨今、教育現場はICTの導入により、めまぐるしい勢いで変わって・・・ いるように見えますが、本当なのでしょうか? 例えば、ICT(Information and Communication Technology)教材は、短期的な興味を惹くにはピッタリです。 しかし、私は、この時代は20年ほ…

教養という名の暴力

私たちは時に、「知っている」ということを暴力として使うことがあります。 「そんなことも知らないの?」という凶器です。 例えば、足し算の繰り上がりを知っている小学3年生は、足し算もおぼつかない小学1年生に「そんなことも知らないの?」なんてみみっ…

教師たるもの勉強するな(その3)

さらにつづきです。 【3.今まで取り組んでこなかった教え方を実践する】 例えば、今はアクティブラーニングが流行っています。もし、まだこれを実践したことがないのであれば、すぐにでも実践した方がよいと思います。 しかし、そうすべき理由は「アクティブ…

教師たるもの勉強するな(その2)

昨日のつづきです。 教師は、基本的には好きなことについての勉強は何周もしているはずなので(これをしていないのは教師と呼べません)、これ以上深掘りしても意味がありません。 意味がないというより、「コストパフォーマンスが低い」といえます。 なぜな…

教師たるもの勉強するな(その1)

今回は、教育ライターとしての意見を発表したいと思います。 あなたは、教師について、どのようなイメージを持っていますか? 頭がいい?何でも知っている? 全てウソです。 例えば、私立文系大学卒の教師が数学の質問をされても、何も答えることはできませ…

本当に良い授業とは?

あなたは、「学校の授業の中で、良い授業とは何ですか?」という問いに対してどう答えますか? 僕は真っ先に、 「授業の後、生徒たちが授業についての話をしたら、その授業は良い授業だった」と答えます。 授業が良かったかどうかは、最中にはわかりません。…

アクティブ・ラーニング・パラドックス

あなたは、「アクティブ・ラーニング」という言葉を聞いたことがありますか? アクティブ・ラーニングとは、「勉強する側が能動的・積極的に学ぶ」ような学習を指します。 もはや最近の話でもありませんが、アクティブ・ラーニングをカリキュラムとして取り…

マンツーマンvs集団教育

あなたは、「家庭教師に一対一で教えられる」のと、「塾講師の集団授業を受ける」のとでは、どちらがお好みでしょうか? 一般的に、個別指導の方が、生徒一人一人の理解度に合わせて柔軟に内容を変えることができるので「望まし」そうに見えます。 しかし、…

常識を打ち破れ

あなたは、授業中に積極的に発言していましたか? なぜかはわかりませんが、少なくとも日本の中学生・高校生はほとんど発言をしません。 「なぜかはわかりませんが」と言ったのは、この「現象」は気質的なものではないと思っているからです。 おそらくあなた…

部分的知識の怖さ

あなたは、中学入試の問題を見たことはありますか? といっても、僕自身も公立の中学校に入学していたので、自分で中学受験をしたという経験はありません。 中学入試の問題を見てみると、極めて細かい内容が問われています。 そして、その内容は「暴力的に常…

伝えたい、ひとがいる。

教育に携わっている者として、強く感じていることがあります。 教育を変えるといろんな人(教員・先生・講師など)が言っていますが、なぜ「成功」していないのか。 自分はこう考えます。 それぞれ、伝えたいひとが違う。 教育って、最大公約数を求めたり、…

教師が教えるべきこと

ここでは、「教師」という職に焦点を合わせて、「本当に教えるべきこと」について書いていく。 なので、教師や、何かを伝える職業ではない人が読んでもメリットは少ないかもしれない。ここでさようなら。 さて、読者が絞られたところで本論に進んでいく。 あ…

勉強が楽しい

なぜ、「勉強が楽しい」だけではいけないのだろう。 なぜ、「いい大学」に行くことが目的となって、勉強はそのための手段となっているのだろう。 大学って、「大いに学ぶ」ところだよね? エスカレーター式で上がれたことを喜ぶだけなら、デパートの屋上で十…

そこまでメモしなくても・・・

僕自身が、教育において最も重要だと考えていることの一つは、「メモする力」です。 [1]視点メモ 例えば、全く知らない講演会がスケルトン窓の奥で開催されているとします。 しゃべっている内容がわからないので、聴衆の態度を見るしかありません。 すると、…

顔がキライ。以上。

ミニマル教育を僕自身が目指す上で最も大事にしていることは、「本来自分が持っているエネルギーを、最大限に生かす」ことです。 最短距離で、自分の目的、目標を達成することを目指します。 その上で、失わずに持ち続けていきたいのが、「こいつ、なんか、…

ノマド教育〜新時代の教育とは〜

ずっと前から問題になっている「教育格差」。 一方、スマートフォンの普及に伴って、「学校に行かずとも、自宅で勉強できる」システムが台頭しつつあります。 完成形には程遠いものの、好きなときに好きなだけ勉強するという学習者主体の勉強リズムが構築さ…

アドバータイズ化する教育

書籍化に向けて、重要なことを書いていきます。 最近(というわけでもないですが)、教育は「広告化している」と僕は思います。 アドバータイズとは、ある製品や、アイディア、サービス、あるいは会社・グループに対する注意を喚起することを目的にして、メ…

40人全員を愛するのは不可能

1クラス40人の担任をする上で、40分の1の愛情を均等に注いでいる教員がいたとしたら、それは「ヒト型ロボット」だと僕は思います。 顔の好みや性格の一致など、自分が気に入っている生徒にはえこひいきをし、あまり好きじゃない生徒には冷たくあしらうという…

無知よりタチが悪いもの

私たちは物心ついた時から何かを勉強するように親から言われてきました。 そして、言われた通りに勉強できない子どもは「バカ」というレッテルを貼られ、貼られ続けるうちに「あっ、自分はバカなんだ・・・」と自分自身で決めつけるようになります。 親の大…

教育はミセモノじゃない!

僕自身がミニマルな教育を目指す上で一番「違和感を抱いている」ことがあります。 教育に関する研究とは、他の学問とは違い、流動性が極めて高いものです。 教育に携わりながらよく感じているのは、たとえば水道業者の人が水道の点検に来た時にあれこれ専門…

ミニマル教育-定期テストその2-

期間があいてしまいましたが、今回は「定期テストにおけるミニマル教育」を書いていきます。 前回の記事についてはこちらをご覧ください。 minipsy.hatenablog.com ちなみに、年末は定期テストなどありません。 でも、そういう今だからこそ、この記事を読ん…

ミニマル教育-定期テストその1-

塾の窓には、特定の季節になると「〇〇中、期末テスト97点おめでとう!!」という紙がたくさん貼られています。 そんなすごい塾なら、なぜもっと前からあなたはその塾を知らなかったのでしょうか。 それは、「期末テストで点数をとることは、カンタンだから…

達観という名の暴力

私たちは、誰一人として、同じ人はいません。 好みの顔や、嫌いな場所、お気に入りの国など、多少重なるところはあるかもしれませんが、全てが一致することはありえないと思っています。 そんな中、いわゆる先輩という存在は、後輩という存在に対して、「そ…

ミニマル教育

今回からは、「ミニマル教育」というカテゴリーを追加します。 近年、AIが発達してきて、音声を入力するだけでテレビもつくし検索もしてくれるなんて時代に突入しました。 そして、AIが台頭することによって「なくなる仕事」がどんどん出てくるなんてことが…