かっこつけるのではなく

ミニマルを目指す人に対して、一部の人は「かっこつけている」と思っているかと思います。

 

モノが少ないことを見せつけようとしている、みたいな感じですね。

 

しかし、ミニマルを目指すのは、モノが少ないことを自慢するのではなく、モノが少ないことを誇りに思っているということになります。

 

自己完結型なのです。

 

自慢は、見ている「だれか」を想定していますが、誇りに思うことについては登場人物はたったのひとり、自分だけです。

 

例えば、本を無造作に置くのも、本棚にアイウエオ順で整頓するのも、自己完結です。

 

この世界に、未だ紹介されていない「面白い部屋」がいったい何億ほどあるでしょうか。

 

これらの、真の個性的な部屋なるものは、一度も披露されることなく、静かに亡くなり、なくなるのです。本当の個性は、誰にも見せずに風化するのです。

 

雑誌などに掲載されているものは、「作られたもの」です。もちろん全てとは言いませんが、良い評価を得られるようにウソが含まれがちです。

 

本当にかっこいい生活は、「かっこつけた帰結」ではなく、「かっこが後からついた形」なのだと僕は思います。