アピール・レス・ミニマル

今回の記事も、なかなか頭が冴えています笑

 

まず、あなたはどちらを選ぶだろうか。

 

[1] 100円の商品を100人に買ってもらう

 

[2] 1万円の商品を1人に買ってもらう

 

わかりやすいように商品にたとえているが、これは「100人を感動させたいか、1人を感動させたいか」でもよい。

 

そして、今回の記事ではもっぱら「1人を感動させる」ことに焦点を合わせることとしよう。

 

「私、イケメンだが苦手なんだよね」と言う女性がいる。

 

この言葉は、非常に本質を突いている。

 

あなたは、世に言う「イケメン」を、本当にイケメンだと思っているだろうか。

 

イクメンであれば、イケメンよりも定義がはっきりしているから、その判断に賛同することは多いだろう。

 

しかし、イケメンの場合、「〇〇イケメン」という枕詞的なものが付くくらい、イケメン単体では意外と何を指しているのかわからない。

 

本当に好きになった人ほど、イケメンという陳腐な表現をしたくなくなるものだ。

 

僕は、仕事を一生懸命やっているある女性が輝いて見える。

 

正しく言うと、「輝いて見える」以外の言葉を使いたいのだが、現段階での日本語に適切な表現がない。

 

本当に大事な表現は、言葉で例えることができないのかもしれない。

 

もちろん、顔の好き嫌いなど、個人的な見解も入っていることだろうが、もし仮にその人に「今までの『感動料』を払ってください」と言われたら、財布の紐がどのくらい緩むか自分にも想像ができない。

 

でも、少し待ってみてほしい。

 

顔の好き嫌いなど、個人的な見解によって好きになってくれたなら、その人を感動させることが生きがいになるのではないだろうか?

 

例えばセミナーを開催したとして、聴講者の中にはあなたを崇拝するかのように振る舞う人もいるだろうし、やたら好き好きアピールをする人もいるだろうが、あなたはそういった人たちに対して特に好意をもたないに違いない。

 

あなたが感動させたい人は、すでに決まっているから。

 

その一人(一人でなくてもいいが、だいたい一人である)が笑ってくれたり、頷いてくれたりするのが嬉しくて、あなたはその仕事をしているのではないだろうか?

 

 

 

YouTubeなどで、いかに視聴者を増やそうかと考えに考え、逮捕されるような動画をアップしたりする人もいるが、僕はそういったことはしたくないと思っている。

 

本当に魅力的な人なら、必死で隠そうとしても魅力がにじみ出る。

 

他方で、実際は魅力的ではない人、あるいは営利目的でやっている人なら、どんなに着飾っても魅力なんぞは出てこない。

 

これって本当に面白い現象だと思う。

 

オセロの黒が全部白になっていくみたいに、魅力的な人を見つけた時の人生の喜びは計り知れない。

 

全く同じことを、ほかの人がやったときに、その違いに驚嘆するだろう。

 

「あぁ、あのときの感動って、あの人だったからなのか」とわかる。

 

本当に、素晴らしい。

 

ちなみに、これは僕だけなのかもしれないが、本当に魅力的な人って、一時的なセクシャリティをむしろ感じない。

 

大事すぎて、自分が手にすることさえしたくない。

 

こういうことを考えれば考えるほど、もし自分が誰かにそう思ってもらえるような機会を待ってみようと思うし、取り繕うことがいかに自分の隠れた魅力をそのまま覆い隠し続けて、しまいには壊してしまうかをイメージする。

 

好きなことをすることの意味って、ここにあるのかもしれない。