なぜ塗り絵をしなくなるのか?

大人になると、「すること」が増える一方で、「しなくなること」も増えていきます。

 

例えば、あなたは幼稚園・保育園でどのようなことをして遊んでいましたか?

 

僕自身は、外で遊ぶことをあまり好まず、ひたすら画用紙に迷路を書いていました。

 

子どもの遊びとしてよくあげられることに「塗り絵」があると思います。

 

あらかじめ白黒の絵が描かれている紙に、クレヨンやクーピー(←懐かしいですね)で色を塗っていく作業です。

 

すでに絵が描かれている以上、オリジナリティを出すのは難しく、達成感もそこまで強くはなさそうですが、子どもたちは夢中でやります。

 

なぜ、そんな夢中でやったことを、大人になったらやらなくなるのでしょうか。

 

これについて僕は、すべての行為・行いに共通しているモチベーションから説明します。それは、

 

となりのひともやっているかどうかです。

 

一人で家で塗り絵をしていたとしたら、それは「となりのひともやっていたこと」の名残です。

 

本来、楽しそうでもない行為・行いでも、となりの人が楽しそうにやっていると、自分もやってみたくなります。

 

それを見たとなりのひとは、「あ、やっぱり楽しいことを自分はやっているんだな」とフィードバックを(勝手に)受け取るのです。

 

結論として言えることは、基本的に世の中に「楽しいこと」があるのではなく、「楽しそうにやっている人を見て、間接的に楽しそうなことをやっている」という事実なのです。