「ありのままでいい」は大ウソ

一時期「ありのままでいいよ」というメッセージが曲に乗って日本全国に流れました。

 

しかし、この「ありのまま」を言葉通りに受け取ることはキケンです。

 

このことを考えるために、そもそもなぜ「ありのまま」という言葉が流行したのかを見ていきましょう。

 

世間の人々は、もともと「ありのままでない自分」に疑問すら持っていなかった。

 

そんなとき、ふと「ありのままでいい」というメッセージをもらった。

 

すると、「あっ、自分のこれまでの人生って、『ありのまま』じゃなかったんだな」と気づいた。

 

これが、流行った理由です。

 

しかし、多くの人はこのメッセージを自分の都合のよいように解釈しています。それは、

 

「ありのまま」=「頑張らなくてもいい」という誤解です。

 

ありのままとは本来、「100であれ」という意味ですが、それを「0でもいい」と履き違えてしまったのです。

 

というより、そう履き違えた人が多かったために流行ったといえるでしょう。

 

 「100であれ」とは、「自分に向いていないなと思うことを無理してやる必要はない。自分に向いている・好きなことを100%で頑張ってやりなさい」ということです。

 

怠けることは、ただの逃避なのです。

 

肩にフケが落ち、体臭ケアもせず、ひたすら自分勝手に行動することは「ありのまま」ではなく「野生」です。