「砂糖」化する教師たち

生徒が授業中にスマホをいじっても叱れない教師。

 

スクールカースト上位層の生徒のご機嫌とりに必死な教師。

 

近年、教師は「砂糖」化しています。

 

指導方法の流れが「ティーチング」から「コーチング」へと変遷する中、実力のない教師は「甘やかす」という別回路を使って「コーチング」を演出しています。

 

実は、「コーチング」よりも「ティーチング」の方が、圧倒的に楽です。

 

簡単に説明しておくと、「ティーチング」は一方的に知識を伝達していく方法です。

 

また、「コーチング」は生徒が自発的に学習するように、自立するようにサポートしていく方法です。

 

このうち、「ティーチング」は、教科書を読ませてテキトーに黒板に文字を書いて写させるだけで成り立ちます。

 

相手の反応に関わらず、一方的に知識を伝えることそのものが「ティーチング」の定義ですから仕方ありません。

 

しかし、「コーチング」は圧倒的な勉強が必要です。

 

しかも、個別にその方法を変えていく必要があるので、一方的なやり方だけでは「コーチング」が達成できているとは到底いえません。

 

これを、「生徒の自主性を尊重する」という大義名分のもとに放牧することによって、「ニセコーチング」をしてしまっているのです。

 

まさに、角砂糖のごとく、糖の成分で相手を黙らせる方法です。

 

この結果、仮に生徒がポジティブな方向に進化したとしたら、単にその生徒が素晴らしかった、あるいは親の幼児教育が劇的によかったというだけなのです。