昼は、牛丼をかきこもう。

言葉には「語感」なるものが付随しています。

 

例えば、「オヒルゴハン」のことを「お昼」「昼飯」「昼」「ランチ」などと言い換えることがありますが、意味は全て「昼に食事をすること」を指します。

 

しかし、「昼飯」と言う場合と、「ランチ」と言う場合では、ニュアンスが全く異なります。

 

「ランチ」と言う場合は、ご飯を食べることそのものが目的というよりも、「食事の場でおしゃべりをする」という意味合いが強調されます。不思議なことに、「お昼」という場合も、ランチ的なニュアンスともちます(皆さんはいかがでしょうか)。

 

一方、「昼飯」や「昼」という言葉を使って「オヒルゴハン」を表現する場合は、

 

闘いの合間の栄養補給

 

という意味を持ちます。

 

日中働き詰めの職人や大工たちが「ランチしよう」なんて言いません。

 

そして、この「昼飯」という言葉にぴったりなのが「牛丼」です。

 

しかも、牛丼には「かきこむ」という言葉がぴったりです。

 

牛丼をかきこむという食事行為は、「午後もやってやるぜぇ・・・!」という強い志を持たせてくれます。

 

そして、牛丼屋に足を運ぶ人々のほとんどは、「闘っている」のです。

 

仕事に真摯に向き合い、己の限界に挑んでいます。

 

だから、「本気で闘いに行くぞ」という一日には、牛丼をかきこもう。

 

野菜サラダなんて、食べなくていいから。