何とバイリンガルか
突然ですが、あなたは英語と日本語について、どのくらい話せますか?
・・・と聞くと、なんか最新の英語教材とか売りつけられそうですね。ご安心ください。そんなことしません(できません)。
私たちは、他の人にはできないことを、自然と遊びながら身につけています。
たとえば、幼稚園や保育園で、晴れの日になれば多くの園児が外ですべり台とかブランコに走って行く中、ひたすら絵を描いていて、先生に褒められたとか。
授業中隠れて小説を書き続け、休み時間に友達に見せて「すごいねー」と言われたりとか。
バイリンガルの正確な意味ではもちろんありませんが、僕は二つのことができるのって「パイプ役」を果たせると思います。
ミニマルとは、一つのことを追求することではありません。一つのことに対するアプローチの仕方と、その魅力を上手に伝える技術の両方を兼ね備えてはじめて、自分のオリジナリティになるのです。
たとえば日本の文化をしっかり学んだ留学生が、自国に戻って自国の言葉でその知識や教養を広める時、彼・彼女は「日本の文化と、その国の人々とのパイプ役」になることができます。
しかし、それには大きな責任も伴います。
自国の人々が日本の文化について全く知らない場合、その人の言ったことが、日本の文化のすべてになります。
これが「バイリンガル」の宿命のようなものです。
正しい知識と、アウトプットの能力を身につければ、基本、仕事はうまくいくのだと思っています。