心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

そこまでメモしなくても・・・

僕自身が、教育において最も重要だと考えていることの一つは、「メモする力」です。

 

[1]視点メモ

例えば、全く知らない講演会がスケルトン窓の奥で開催されているとします。

 

しゃべっている内容がわからないので、聴衆の態度を見るしかありません。

 

すると、あなたはメモを取る人々を目撃します。

 

一見、熱心にメモを取っているように見えますが、9割は同じメモを取っています。

 

貰ったパワーポイントの資料に載っていないところをホワイトボードに補足的に書いたものを、そっくりそのまま書き写しているからです。

 

ひとは、メモの内容に関わらず、メモを取っているという行為に満足する傾向があります。

 

なんとなく、「勉強しているなぁ自分」と浸ってしまうのです。

 

しかし、そこからは大事なものは生まれません。

 

具体的にどうすべきか?

 

例えば、講師が言った言葉をちょっと変えてみる。

 

「大事なのはコミュニケーション」

 

とホワイトボードに書かれたら、

 

「大切なのは意思疎通」

 

と書くだけで良いのです。

 

一度自分の脳内で咀嚼することが大切です。

 

 

[2]メモの"閾値"を低くしてみる

 

これは、主に個別で質問をした時に必要なスキルです。

 

たとえばあなたが誰かに「説教」をしている時に、1対1なら当然聞いているのは一人です。

 

その人が、あなたの一言「でも一概にそうは言えないんだけどネ」までメモしたらどうでしょうか?

 

そこまでメモしなくてもいいよと言ったあなたの表情は、きっと明るいです。

 

逆の立場で考えてみれば、むしろこれ見よがしでいいくらい、だったらボイスメモで録っておけばと思われるくらい、その人の言葉に食らいつくことが重要です。

 

特に、日頃会えない人ならなおさらです。

 

すると、本当は教えようと思わなかったことを、あなたひとりだけが聞き出すことができます。しかも、自然に。