心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

マツコ・デラックス先輩

このカテゴリーでは、僕がひたすら尊敬している「先輩」達を褒めちぎっていきます。

 

とはいえ、「先輩なんて呼ばれる筋合いはない」的なことを言われてしまいそうですが。

 

第1回目は、マツコ・デラックス先輩です。

 

歯に衣着せぬ物言いが人気・・・なんて言いません。そんな使い古された言葉では語りきれない魅力が先輩にはあります。

 

基本的に、マツコ・デラックス先輩が讃えられるワケは以下の二つである場合が多いです。

 

[1] ホンネを言う

[2] 中性的な存在で、脅威をもたらさない

 

[1]については言わずもがなだと思いますので[2]について詳しく見ていきます。

 

中性的と言ったら語弊があるのかもしれませんが、どんな言葉にもウラオモテがあると思うので、ここでは中性的という言葉にします。

 

マツコ・デラックス先輩は女性から見れば「こちらを異性として狙っていない存在」になるので、辛口なアドバイスも金言として聞くことができます。多少口が悪いのも、女性差別をしているとは捉えられず、一般的な男性が「ブス」と言うのとは違ったニュアンスで使うので、不快感を与えません。

 

おそらくマツコ・デラックス先輩は、「ブス」という表現を、「ブサイク」ではなく、「自分自身の価値観を持つことなく他人の評判などに流されている人」といった感じで使用しているのではないかと個人的には思っています。

 

ここまでは、誰もが思うようなところだと思いますが、僕は観察眼を持っているので(自分で言う??笑)、もっと深いところまで詰めていきます。

 

[3] 圧倒的な知識量がもたらす言葉のセンス

 

マツコ・デラックス先輩の話の中には、溢れ出る知識が垣間見えることがしばしばあります。

 

その中で、最も感じるのが「地理的な知識」です。

 

日本全国の地理的特徴、鉄道に関する知識は群を抜いています。

 

様々な都道府県のグルメを食する仕事が多い中、マツコ・デラックス先輩自身が持っている知識があることによって、紹介者も説明しやすく、また紹介者が当然のように喋った「専門用語」的なことも噛み砕いて説明してくれます。

 

元々持っている知識量に、学者がいろんなことを言う番組の出演が加わり、知識の柔軟性が高いように見受けられます。

 

それは何と言っても、マツコ・デラックス先輩がこれまでの話をしっかりと傾聴していたことが物語っているように思います。

 

傾聴しているからこそ、「うっせーなブス!」と言った時に、それがテキトーに言った暴言ではなく、的確なツッコミに進化するのです。

 

[4] 愛称の意味を一番わかっている存在

 

マツコ・デラックス先輩は、身近で仕事をする共演者の場合にのみ、「ジジイ」とか「ババア」と呼んでいます。

 

街を歩くロケを何度も再生して見てみると、一度マツコ・デラックス先輩は出会った人の性格や、「どこまで入り込めるか」を瞬時に察知しています。

 

そこで、「この人には入り込んでもよさそうだな」と判断された場合は、肩を組んだり、カップルであれば関係性をいじったりします。

 

他方で、「この人には無難に接しよう」と判断された場合は、常に敬語を崩しませんし、距離感があります。

 

それが一番表れるのが、「帰り際」です。

 

前者の場合には、「ありがとう〜!」と手を振ります。

 

後者の場合には、「ありがとうございました〜!」と頭を下げます。

 

ここから言えることは、マツコ・デラックス先輩が愛称(例:ジジイ)をつけられた側の人たちは、「あっ、自分には心を開いてくれたのだな」と感じるからこそ、悪い気がしないということです。

 

逆に、常に敬語で話された場合は、マツコ・デラックス先輩をあまりよく思っていない時にアポなしで話しかけられたときの距離感だと思います。

 

マツコ・デラックス先輩が言う「ジジイ」には、愛を感じます。

 

マツコ・デラックス先輩が言う「ババア」には、愛を感じます。

 

マツコ・デラックス先輩が「うっせーな!」と言う瞬間、視聴者の誰もが同じように思っていることを何のオブラートもなく言ってくれたというカタルシス効果的なことが発生しているような気がします。

 

これからも、マツコ・デラックス先輩を応援させていただきます!