美魔女・レス・ミニマル
私たちは、日頃の生活において、少なからず美を気にしています。
特段エステに行くことがないとしても、洗顔したり歯を磨いたりするのは、エチケット以上の何かが目的です。
しかし、中には美に執着し過ぎている場合もあります。
例えば、最近は「美魔女」という言葉が流行っています。
(この記事では、美魔女であると言われている人間そのものを批判•否定するものではありません。)
美魔女は、発音からして「人間ではない」です。
ビマジョという響きも、おどろおどろしいです。
そもそも、なぜ魔女と呼ぶ必要があるのでしょうか?
男性が年齢からみて若いときに「美魔術師」とは言いません。
明らかにこれは、「広告•マスコミによる亡霊」なのです。
はっきり言えば、この世に美魔女は存在しません(美魔術師も)。
マスコミ的には、「美を追求している女性」だと文字数が多いので、省略形を考えたかったのです。
こういう情報に踊らされてしまうと、不必要な化粧品や、かえって肌を傷つけるような美容機器を買って後悔してしまうでしょう。
さらに言えば、自ら「美魔女です」と宣言する人は、覚悟をもって、なりわいとしてそう言っているのです。
自分自身がこれからどう生きていくのかは、自分で決める。
そうすれば、美魔女というレッテルなんかなくても、それぞれの年齢に合ったオシャレな生き方ができるのではないでしょうか。