心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

別回路の代償1(※担任必見)

「あっ、それはよくわからないから、担任の先生に聞いて」

 

「担任の先生が全部プリント持ってるから」

 

「担任の先生」という「アイコン」は、30数名の生徒のあらゆる注文の窓口です。

 

学校の先生を目指される方にとっては、最もやりがいがあるものに見えるでしょう。

 

ここで、担任と呼ばれる業種の人間は、無理をしてでも生徒と密に関わる必要性がどうしても出てきます。

 

例えば、三者面談。

 

単なる非常勤講師や、逆に校長などの管理職は、最も肝心なコミュニケーションである「保護者との会話」を積極的に行うことができません。

 

(校長が出てくるケースは、また別の事態です)

 

ここで、担任は生徒と関わる「テクニック」を習得するために、あらゆる交渉術や傾聴の方法などを学んでいきます。

 

これが、別回路です。

 

教育ライターであり、ミニマリストである私が教育において定義する「別回路」とは、「自分が本当はそう思っていなくても、生徒との関係を良好なものにしておくために、生徒に関心を保とうとする状態・方法」を指します。

 

すなわち、「全然興味がない生徒」や、もっと極端に言えば「キライな生徒」に対しても、もともと「好きな生徒」と同じくらいの熱量で向き合うということです。

 

最高でも3年間、耐えればよいというのが、教師の現実的な考え方です。

 

しかしながら、この別回路、本当にキケンなテクニックです。

 

例えば、生徒の発言や面談での言動に対して、「うんうん、そうだね。」と親身になって聞いてあげてくださいと教えられます。

 

これは、ある意味当たり前のことです。

 

そして、1回や2回であれば、どんな人間でも「お仕事として」傾聴をすることは可能です。

 

しかし、これを継続的に実行できない時、言い換えればボロが出た時には、どうなるのか。これについては、次回に書いていきます。