正しい独断のやり方、教えます。その1
よく、「独断と偏見」と言われますが、99%はネガティブな意味で使われます。
そもそも、独断とは「自分ひとりで判断すること」という意味であり、「偏見」が付与されない限りは、「客観的な行為」となります。
ここで、多くの人間が言語化できていないこと、そして、そのせいで決断ができていないことを、この記事でクリアしていきます。
例えば、あなた自身が転職しようかどうか悩んでいる時に、
「この悩みって、他の人たちも持っているものなでしょうか」
と、潜在的に考えたことはないでしょうか?
これは、人間が「社会」に属しているからこそ持つ考え方だと言えます。
もし、この日本社会に転職という言葉そのものがなかったとしたら、私たちは「転職しようかどうかで迷う」ということはありえません。
仕事そのものを変えることができないのに、仕事そのものを変えることを考えるのはムダだからです。
これは、人間はゼッタイ死ぬのに「死なないためにはどうしたらいいだろうか?」と悩むのは同じです。
しかし、「転職」は現代の日本において認められている行為です。
会社を変えたから禁固刑になるとかはありません。
あとは、「自分自身の考えをどう落ち着かせるか」だけとなります。
自分(あなた)の周りには、もしかしたら「転職なんて逃げだよ」「ありえねー」と言う人ばかりかもしれません。
しかし、見方を変えましょう。
そんなことしか言えないレベルの低い人間ばっかだから、転職しようと思ったんじゃないですか?
人間は、それぞれ仕事の向き不向きがあります。
私自身の話をすれば、血を見るのが極端に苦手なので、外科医になるのは「向いていない」ことになります。
つまり、私たちは最初、仕事で会社を選びます。
しかし、会社を辞めたり転職したりする時には、
99.9%、人間関係が決定打となるのです。
このつづきは、次回に書いていきます。