心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

能力モビリティ(その1)

今回は、教育界に革命をもたらす新しい概念を提唱していきます。

 

それが、「能力モビリティ」です。

 

「能力モビリティ」とは、「自分が持っている才能や能力を活かせる場所に行く能力」であると私は定義したいと思います。

 

この概念は、現在の学校制度には欠けているものです。

 

例えば、音楽の才能を持っている人は、一般的にどのような家庭に育つと音楽家としての才能を開花するでしょうか。

 

これはおそらく簡単です。「音楽家の家庭」です。

 

なぜなら、ひたすら音楽を聴く家にいて、楽しそうに親が音楽の話をしているのを目の当たりにしているからです。

 

しかし、仮に生まれたての赤ちゃんに音楽の才能が潜在的にあったとしても、音楽に一切触れていない過程に育ち、学校でもろくに音楽の教育を受けることができてこなかった場合、残念ながら音楽家として活躍することはできません。

 

これが、「能力モビリティがない状態」です。

 

どんなに素晴らしい能力を持っていても、その能力を活かせる場所を知らない子ども達があまりにも多いのです。

 

現在の学校教育は、もちろん、全く能力モビリティを育てていないとは言いません。

 

受験勉強のような暗記型の勉強が元々得意・好きだった生徒にとっては、ある意味能力モビリティがなくても才能を発揮することができます。

 

芸術系の科目だけでも、十分に才能を発揮することは可能でしょう(圧倒的に他の生徒より感性が高いことがわかるからです)。

 

さて、どのような場合に、能力モビリティが必要になるのか。これについては次回に書いていきます。