心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

責任感・レス・ミニマル

日本人は「お願い事を断らなすぎ」です。ミニマルな仕事術を身につけるためには、「日本人の特性を知ること」からはじめなければなりません。

 

最初に、お願い事には2種類あると思います。

 

[1] 自分が積極的に引き受けたいお願い

 

[2] 正直、引き受けたくないお願い

 

このうち、[1]については、二つ返事で颯爽とこなしていきましょう。こちらについては問題ないと思います。

 

問題は[2]です。例えば、忙しい最中に

 

「これ、明日の朝までにやっといてくれる?」

 

みたいなものに対して、どう「対処」していくかということです。

 

まず、私が書いておきたいのは、

 

お願い事とは、お願いであり、義務ではないということです。

 

あなたが今、好きでやっていることは、「自分発信」であり、「他者発信」ではありません。

 

誰にもお願いされていないことをやっています。一方で、誰かが誰かにお願いをするというのは、

 

誰かが誰かに介入している

 

ことになります。相手の時間を明らかに奪っているのです。ちなみに、仕事の一つとしてカウントされるものは「お願い」ではなく「お仕事」ですので、職場での役割的に明らかにやるべきものは、本来自主的にでもやらなければならないものなのです。そのような仕事をしていて忙しい時の

 

「これ、なるはやでやっといてくれる?」

 

は、厳密に言うと「お仕事」ではありません。「お願い」です。あなたはYESかNOのどちらでも選択することができるのです。

 

ここで、あなたが「お願い事をよく引き受ける」と自覚している人だとするならば、あなたは周りの人からどう思われているのでしょうか。おそらく、

 

いい人

 

だと思います。「せっかくお願い事を無理して引き受けているのだから、ちょっとくらいいい評判をもらってもいいだろう・・・」と思う前に、いい人の「前」には

 

「使い勝手が」

 

がつくことを意識しておく必要があります。普通、お願い事というのはランダムにくるものです。社内に10人いたら、自分に来る確率は10%です。なぜなら「お願い」だからです。

 

だから、「一生のお願い」は無限に使えるのです。

 

「一生のお願い」×日本の人口=約1億2000万回、日本人は一生のお願いを使えます。

 

あなたがお願い事を引き受け続けていると、それまであなたにお願いしてこなかった人までお願いしにきます。なぜなら、使い勝手がいいからです。

 

それでよいのなら、そのまま続ければよいのですが、

 

少なくとも私は、「誰でもできるお願い事」を永遠にやるのはイヤです。

 

「助け合いをするのが会社だろう!」

 

と言う人がいるかもしれませんが、助け合いと、過剰なお願い事は全く別モノです。

 

お願い事は本来、自分自身が時間に余裕があるときに引き受けるものだと思っておかなければなりません。