心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

生徒の心の扉を開く方法

生徒指導において、最も大切なものは何でしょうか。

 

たとえば、生徒が授業中にスマホをいじっているとします。

 

ここでは、「うわべの行動」は明らかに「禁止事項」です。これには異論はありません。

 

そこで、多くの教員がやってしまいがちなのが、「スマホを取り上げる」という行為です。

 

「いやいや、授業中にスマホをいじっているのをそのままにしたら、他の生徒がマネするじゃないか」という反論がもしあれば、ますます残念です。

 

なぜなら、まず、当該生徒は本当に「いじりたくていじっているのか」を確認できていない。ここが致命傷です。

 

これに加えて、「他の生徒がマネするじゃないか」というのは、他の生徒に対する信用も失っていることになります。

 

大切なことはたった一つです。

 

「生徒の外面を見るのではなく、その中に隠された内面を見る」ということです。

 

薄っぺらい言葉のように聞こえるかもしれませんし、実際言葉なんて薄っぺらいのが定義と言ってもよいくらいでしょう。

 

問題は、実践するかどうかだからです。

 

そして、先ほどのような「スマホを取り上げる」という選択肢は、短期的には正解かもしれません。ここを触れておかないと、おかしくなります。

 

例えば短期的な講習(夏期講習など)では、そもそも講師側と生徒側が精神的につながる必要は必ずしもあるとは言えません。

 

しかし、担任として生徒と触れ合う場合、たとえ時間がかかったとしても、外面に反応して外面的な対処をすることはおすすめできません。

 

一対一の関係ほど、つながるのが難しく、切れるのが簡単なものはなく、これは生徒対教師という関係においても一緒だということです。