心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

劇的に気分が晴れる一つの方法

新年度が始まり数日経ちました。

 

この時期は質的に忙しいというよりも「拘束時間が長い」という辛さを感じることが多いでしょう。

 

私たちの気分が落ち込むタイミングというのは、「コントロール不可能な物事によって支配されている」場合が多いです。

 

もっと細かく言えば、「コントロール不可能であるにもかかわらず、コントロールできると思い込んでいる状態」が一番キツいのです。

 

簡単な例でいえば、どんなに早く仕事を終えられたとしても、就業時間が17時までと決まっている場合は帰宅することができません。

 

本来であれば、仕事をするために職場に来ているわけですから、仕事が終われば帰れると「錯覚」しているのです。

 

では、環境を変えられない中、どうすれば自分自身をコントロールし、気分を変化させることができるのでしょうか。

 

それは、「環境を変えたように自分を感じさせる」ことです。

 

私たちの脳は興味深い構造をしていて、単に外の世界のものを加工せずに受け取っているのではなく、目の前の環境に自分でフィルターをかけて、そのフィルター越しの「環境」を見ています。

 

そしてこのフィルターは、多くの場合か知らず識らずのうちに」機能します。

 

ですから、コントロールできなそうな状況であっても、その前にフィルターをとおすことさえできれば、「環境が変わった」ように感じることができるのです。

 

具体的には、「自然界の画像や動画」を見てください。

 

これで、視覚的に「環境が変わった」と、自分自身を錯覚させることができます。

 

画面は、スマートフォンよりもタブレットの方がよいでしょう。大きいほど効果があります。

 

VRが流行るのは、「動かなくても動いたように感じる」ことができるからにほかなりません。

 

環境を変えられないのなら、環境を変えられたように見せかける。現在の職場に居続けなければならない時の処方箋です。