心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

学びに必要な「遠心力」

(平成最後とか関係なく、今日もメッセージを伝えていきます。)

 

円運動をしている物体は、力を受け、徐々にパワーを増していきます。

 

洗濯機に脱水を頼むと、洗濯機がグワングワン言い出して水滴をタオルやYシャツから飛ばしてくれます。

 

※ここでは遠心力の厳密な定義ではなく、「比喩的」に使用しています。ご了承ください。

 

私たちは、教育で言えば、「洗濯機の脱水実行」のようなものです。

 

その回転数が増えれば増えるほど、パワーを持ちます。

 

そして生徒は「受け手」です。

 

私たちが授業に創意工夫をし、遠くに飛ばすことができるのです。

 

さて、ここで「脱水」というナゾノの例を挙げたのは、「円運動」が持つ特性にあります。

 

これが仮に「アーチェリー」であれば、私たちは生徒たちを「一定の方向にしか」飛ばすことができません。

 

しかし、円運動とは360度です。

 

私たちが最大のパワーによって生徒を飛ばしていく(興味のあるところを学んでもらう)ときに、その行き先がどこかは生徒が決めるのです。

 

いずれの方向に行く場合でも、私たちの費やすパワーが必要です。

 

そして、弓矢は、私たちも生徒の行き先をある程度知ることができるということになります。

 

しかし、脱水マシーンの場合は、私たちが円運動の中心にいるため、いつ生徒が解き放たれたのか、わかりません。

 

なぜなら、あまりにも生徒の教育に熱心すぎて(回転しすぎて)、目が回っているからです。

 

私たちオトナが最大限の力を発揮して生徒たちを「ここではない場所」に飛ばしたとき、私たちは疲れ果てているし、生徒たちはもうそこにはいません。

 

そして、生徒の方から「ここ」に戻ってこない限り、もはやどこにいるのか、何で活躍しているのかが、わからない。それが、教師という仕事なのです。