心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

コミュニケーションの肝

ミニマルな教育においても、「コミュニケーション」は当然必要です。

 

どんなに怖そうな表情をしている人でも、話しかけるとその顔がパッと明るくなるのを見ると、私はいつもそう思います。

 

元々怖そうな表情など、ありません。

 

ただ、あなたが話しかける0.00000000001秒前まで、誰からも話しかけてもらえなかったから、しょうがなく、怖そうな表情になっていただけです。

 

コミュニケーションは、時に大きな力を発揮します。

 

徳川家康は、関ヶ原の戦い直前の50日間、手紙を書きました。

 

大名たちに、「恩賞を約束するから協力してほしい」とお願いするためです。

 

この結果、陣営を固める外交戦略に成功し、石田三成ら西軍を破ったというわけです。

 

もし、この働きかけが個別のものではなく、集団に一斉に「頼む!」と言っていたとしたら、結果は大きく変わっていたでしょう。

 

ミニマル教育において大切なのは、「いかに、一人一人を丁寧に見ているかどうか」、これに尽きるからです。

 

強いコミュニケーションの特性を心得ている人ほど、この「一人一人」を大切にしています。

 

それは、カテゴリーに関しても同じです。

 

先日、年配の人と話している時にこう言われました。

 

「若い人と話していると、元気が出るよ。」

 

全然、嬉しくありませんでした。

 

内省してみると、その発言が「わたし」ではなく、「若者一般」に向けての言葉だったからだと気付きました。

 

「若い人と話していると」と言うことは、極端に言えばわたしじゃなくてもよかったということです。

 

「適当に相槌を打ってくれる若者なら代替可能だ」という発言に聞こえたのです。

 

これは反面教師にすべきだと思いました。

 

「女性と話していると元気になる」「子どもの感性ってすごいね(ある子どもの絵などをほめるとき)」というカテゴリーでは、弱いコミュニケーションです。

 

あなたと話せてよかった、と、言いましょう。