心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

いっしょに、勉強しよう。

お互い血がつながっていないし、何の利害関係もない。

 

そんな間柄でも、信頼関係が生まれることがあります。

 

例えば、室町時代末期から戦国時代には「寄親・寄子制」という制度が進展しました。

 

「寄親・寄子制(よりおや・よりごせい)」とは、戦国大名が家臣団を編制する際に、有力家臣を寄親として、その下に下級武士を寄子として配属させた制度です。

 

擬似的な親子関係を結ぶことで、軍事行動での協力体制を維持していきました。

 

そうして、組織された足軽集団に鉄砲や長槍を装備させることで戦場での効果的な運用をねらったのです。

 

カードゲームの中でも、一般的に主導権を握る側が「親」と呼ばれます。

 

私たちは、「いっしょに何かをすること」によって、「いっしょである」という認識を持つことができる、否、そうすることでしか、そのような認識を持つことができないのかもしれません。

 

昨今はオンラインで英会話や受験勉強を教えてもらうことが増えてきました。

 

メリットは「好きな時間に好きな内容を学べること」に尽きます。

 

しかし、オンラインで「いっしょに」学んでいるにもかかわらず、「いっしょ」という認識は生まれにくい傾向にあります。

 

「終了ボタンを押した瞬間に画面が真っ暗になる」関係を、人類がこれまで経験したことがないからです。

 

おそらく、今後どんなにオンライン授業や映像授業が進化・普及していっても、目の前で「先生」が「生徒」に教えるという構造はなくならないでしょう。

 

実際に、全ての人間にオンラインで教える環境が仮に整ったとしても、です。

 

いっしょに、勉強しよう。