心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

「試験に出る」という視点

試験を作問したことのある人なら誰でも共感していただけると思いますが、「試験」にはそれなりの「特性」があります。

 

「解く」「書く」と、「総合的な理解」との乖離です。

 

例えば、江戸時代末期の出来事について「受験勉強」する際、「生麦事件」は要注意です。

 

なぜなら、「知らないと、そもそも解答できない」からです。

 

生麦事件とは、「1862年に、薩摩藩島津久光らが、横浜近郊にある生麦でイギリス人を殺傷した事件」です。

 

しかし、問題として出る場合は、「1862年に、薩摩藩島津久光らが、横浜近郊にある生麦でイギリス人を殺傷した事件」とは出ません。

 

1862年に、薩摩藩島津久光らがイギリス人を殺傷した事件」と出題されます。

 

ここで言いたいのは、「登場人物や時代の名前から類推することが不可能な単語」が出題されるということです。

 

この問題が仮に「島津事件」とか「イギリス人殺傷事件」と名付けられていたとしたら、問題(特に大学受験の入試問題)として出ることはないでしょう。

 

たとえ、歴史的に重要な事件だったとしても。

 

歴史の中で重要かどうかよりも、「受験生がどのくらい勉強しているかという量を弁別する」のが試験の特性なので、「生麦事件」をはじめ「坂下門外の変」や「王政復古の大号令」などは「知らないと書けない」ため、頻出だということです。

 

これはある意味、受験生にとってはラッキーな特徴でしょう。