心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

教育の法則は果たしてあるか

雷の本性が電気現象であることを発見したのは、フランクリンです。

 

遺伝の法則を発表したのは、メンデルです。

 

あらゆる科学的現象が、これまで解明されてきました。

 

そして、たとえ電気がどのように生成するのかを知らなくても、私たちは当たり前のようにボタン一つで電気を使っています。

 

しかし、どんなに頑張っても、因数分解さえできない法則があります。

 

それが、教室で起こる化学反応です。

 

例えば、一番発言力のある生徒がいれば、全ての授業が「活発」になると言えそうですが、実は全く違います。

 

仮にその生徒をAくんとすると、Aくんが嫌いな教科、教科担任の場合は、一気に静かになります。

 

また、同じ教科であっても、「給食を食べて、遊んだ後の午後の授業」であるか否かによって、全体の様相は変わります。

 

しかし、「もしAくんが発言しなかったり欠席したりするときには必ず発言してくれるBくんが食後の眠気に強い場合」は、その限りではありません。

 

Bくんは朝の授業が苦手だから、Aくんがいてもいなくても1限は静かなのです。

 

ずっと黙って鉛筆を見つめている生徒も、教科書を立てて一見その陰でスマホを見てそうな生徒も、実はしっかりと授業を聞いてくれている場合が当然あります。

 

たくさん頷いてくれるが、実際は教師を軽蔑していることさえあります。

 

これが、「公式のない化学反応」なのです。