心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

「テスト脳」

これから試験を受ける人も、試験を作る側の人も、きっと共感してくれるであろう概念、「テスト脳」。

 

「テスト脳」とは、「テストを受けるにあたって切り替わるモード」をいいます(というか、勝手に作りました)。

 

例えば、「百年戦争」と「バラ戦争」。

 

あなたは、どちらの方が「テストに出やすい単語」だと思いますか?

 

正解は、「バラ戦争」です。

 

これがわかったあなたは、「テスト脳」を持ちやすいと思います。

 

まず「百年戦争」は、出題の際、以下のようになることが多いです。

 

(問)1世紀以上にわたる中世末期のイギリスとフランスの抗争を何というか。

 

一方、「バラ戦争」は以下のように出題されます。

 

(問)イギリス王位をめぐり、ランカスター家とヨーク家の両派にわかれて戦った内戦を何というか。

 

上の二つの問い・答えには、大きな違いがひとつだけあります。

 

百年戦争」については、「1世紀以上」というヒントが隠されています。

 

つまり、万が一答えを知らない・勉強していなくても、「1世紀は100年だから、百年戦争っていうかもしれないな」と類推が可能です。

 

しかし、「バラ戦争」についてはそのような類推をすることは不可能です。

 

せいぜい「ランカスター内戦」「ヨークの戦い」に終わります。

 

「テスト脳」とは、試験勉強中に「ここはテストに出そうだな」という予想ができるということです。

 

さらに言えば、このバラ戦争の後、テューダー朝ができるわけですが、このテューダー朝のヘンリ8世がどんな裁判所をつくったか、覚えていますか?

 

正解は「星室庁裁判所」です。

 

「テスト脳」は、この言葉を見逃しません。

 

これが仮に「ヘンリ裁判所」「テューダー裁判所」ならば、覚える必要がもはやないということです。

 

「テスト脳」を使うことにより、学習は効率化し、短期間でも高得点を獲得することが期待できるでしょう。