心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

個別指導が必要な理由

どんなに教育業界が斜陽になったとしても、絶対になくならない職業があります。

 

それが、「家庭教師」などの、個別指導です。

 

アレクサンドロス大王には、アリストテレスが家庭教師としてついていました。

 

個別指導は集団指導とは違い、人間性の育成において絶対に欠かせないものです。

 

そもそも、個別指導と集団指導は、決して対概念ではありません。

 

例えば、タクシーとバス。

 

タクシーは、「どこにでも連れて行ってくれる代わりに、高い料金を支払う」乗り物です。

 

他方、バスは、「料金は安いが、行きたい場所の近くまでしか連れて行ってもらえない」乗り物です。

 

つまり、この二つの乗り物は「トレードオフ」だということがわかります。

 

どこにでも連れて行ってくれ、かつバスよりも低料金のタクシーが生まれたら、バスは必ず無くなります。

 

バスに乗る人たちは、決して「大きな乗り物に乗って目線を高くしたいから」乗るわけではないということです。

 

しかし、個別指導と集団指導はこのような構造になっていません。

 

個別指導は、必ずしも集団指導より料金が高いわけではありません。

 

一方で、個別指導が与えるポジティブな影響を、集団指導が超えることは基本的にはありません。

 

集団指導の唯一のメリットは「学び合い」「集団における学びの化学反応」にありますが、なくてはならないものではありません。

 

集団指導がこれだけ普及したのは、あくまで「教える側の都合」であって、「教えられる側のことを考えている」わけではないのです。