心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

40日間。知的冒険の夏。

夏休みの宿題と、校長先生の話は、すべて「受け身」です。

 

夏休みは基本的に40日間あります。会社員の人間からすれば、有給休暇を夏に集中豪雨的に取得しても追いつかない長さです。

 

それくらいの長い休暇を、子供の頃に12回も経験していたことを、私たちはとっくに忘れています。

 

子供たちからすれば、単純に「学校に行かなくても良い日が40日間ある」という認識かもしれませんが、それもまた、仕方のないことです。

 

この期間を「貯蓄」しておいて、サラリーマンになった時に「自分は中学2年生の頃に夏休みを『取得』しなかったので、夏期はすべて休ませてください」なんて言えません。

 

では、なぜ私たちは子供の頃、夏休みを「無目的に」過ごしていたのでしょうか?

 

それは、「長期的な期間があってこそ、できる勉強」を、オトナたちが教えてくれなかったからです。

 

例えば、本当に面白い作品が一朝一夕に完成されることはまずありません。

 

原型なきゼロからイチが創作され、試行錯誤の結果、実らない時期も経験したりして、長い時間をかけてようやく「イチアルファ」みたいなものに結実するのです。

 

そういう意味でいえば、受動的ではあるものの、自由研究を長期にわたって行うのはとても良い経験になるでしょう。

 

アサガオを育てても(アサガオは今までどのくらい人間のために生きたのでしょうか・・・)、身近な体験を絵日記に継続的に書いても、その中身である「続けた」というところに大きな意義があります。

 

時間がひとを育てることを自覚できるのは、実は夏休み以外にないのです。

 

冬休みや春休みは、そういう意味では短すぎます。

 

もし、この記事を読んでくださっているあなたが大学生ならば、免許合宿も大事ですが何かひとつを極めてみる(極めること自体はできませんが続けることに意味があります)という夏にしてもよいかもしれません。