心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

やる気マシマシ勉強法!

「ミニマルな教育」において最も重要なのは、「何を学ぶかを明確化して、あとは他のことを考えずに、ひたむきに勉強させる」ことです。

 

「勉強させる」という表現が「強制感」を出していますが、あくまでも自主性が必要です。

 

さて、今回は「何を学ぶか」が明確化した後、どのようにやる気を持続させていくかについて論じていきます。

 

ずばり、「外発的動機づけ」です。

 

「えっ、内発的動機づけじゃないの?」と思われた方、さすがです。

 

心理学や教育学においては、動機づけに関して「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」に分類して議論することが多いからです。

 

手短に説明すると、内発的動機づけは「自らの意志で課題を遂行しようとすること」であり、外発的動機づけは「他者の意志で課題を遂行しようとする(させられる)こと」を指します。

 

一般的には、他者から与えられた外発的動機づけに比して、自ら生み出した内発的動機づけの方が、持続的な学習活動を行うことができるとされています。

 

しかし、ミニマル教育においては、「ときに、外発的動機づけがものすごいパワーを発揮する」と述べたいのです。

 

具体的な例を挙げます。

 

ラーメンは、具材がたくさん乗っけられている方が「美味しそうに見え」ます。

 

美味しい、ではありません。

 

野菜マシマシと言われると、基本的に野菜をそんなに食べない人でも「マシマシ」という語感によって、「なんだか美味しそうだな」と思うわけです。

 

これが、「野菜多め」ではダメだということです。

 

子供がどうしてもやる気が出ないとき、「ほら、ドリルやらないと先生に怒られるよ」と言ってしまいますが、これでやってくれたら苦労しないでしょう。

 

ここでの「マシマシ」とは何か。

 

オトナたちが、楽しそうに勉強することです。

 

よく考えてみると、子供の一番の関心は、友達でもなければゲームでもありません。

 

親からの、視線です。

 

外発的動機づけを違う角度から考えてみると、大人たちの勉強に対する関心がひしひしと伝わるかどうかなのです。