心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

コマーシャル・クイズ

間違い探しクイズ番組の中で、「今から7つの間違いがあるよ」と司会が言います。

 

すると回答者たちは、どこに注目するでしょうか。

 

全体?違います。細部?惜しいです。

 

答えは、「後半のわかりにくいところ」です。

 

商業的クイズでは、100%、最高点を獲得できる「間違い」は後半にあります。

 

お笑い芸人さんが最初の簡単な「間違い」にピンポンを押して場を盛り上げてくれますが、高学歴の高飛車な人たちはその「間違い」を見つけてもスルーしているだけなのです。

 

「前半は目をつぶっていても全然よい」のが商業的クイズです。

 

しかし、自然界にまだ解明されていないたくさんのものがあるとき、「道の前半には絶対にないな。」なんて探し方をする人間はいません。

 

最初から最後までくまなく探して、見つからずに肩を落として下を向いていたら、先ほどまでの観察眼が残っていて、帰り道に見つかる。これが勉強です。

 

クイズ番組では、最初の問題よりも最後の問題の方が、よく練られています。

 

人間の勉強に対する集中力も、後半になるにつれて伸びてきます。

 

まさに、画面越しの回答者だけでなく、視聴者にとっても好都合な設計になっていることがわかります。

 

本来の勉強は、最初が簡単で最後が難しいなんて有り得ません。

 

なぜなら、全てが「生きるか死ぬか」だからです。

 

ネプリーグという番組の「トロッコアドベンチャー」のように、第1問で気を抜いていたら失敗し、残りの4問を「見ることすらできない」のです。

 

そういった意味では、「トロッコアドベンチャー」は現実世界の勉強と少し似ています。

 

「わかりにくい」からといって、良問であるとは限らないということです。