周りの評価が気になるときは
いつもは暗めの服しか着ていないけれど、今日は白いTシャツを来て出かけた。
ずっと伸ばしてきた髪をバッサリ切って、ショートで登校した。
このような時、私たちは往々にして、周りの評価を気にします。
「いつもと違うから、何か言われるかもしれない・・・」
まず、ここではっきりと区別しておきたいのは、「起こった変化は、自分自身の変化でしかない」という圧倒的な事実です。
自分にとっては、新事実も隠された真実もないということです。
このように考えると、ある境地に至ります。
自分自身が変化している間に、他者も変化しているという可能性はないだろうか?
「私」が、他者からの評価を気にしているまさにその間に、その他者が、「私」の評価を気にしているかもしれないのです。
さて、「私」はその瞬間、その他者がいつもは着ないはずの服、いつもは見かけない短い髪に、注目したでしょうか?
明らかに、ノーですよね。
ここからわかることは、「相手は、自分の変化に気づくほどヒマではないどころか、むしろ評価される側に立ちさえしている」ということです。
世界の中心が「自分」ではないことに、はたと気づく瞬間です。
周りの評価が気になる時は、逆説的ですが「自意識がより過剰になっている」可能性が高いです。
そして、周りの評価を気にしていないとき、あなたは大切な人のちょっとした変化に気づくことができるでしょう。
今日、相手、髪型変わってるかもよ?