心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

「生かされている」感覚

今朝は台風が本当にすごかった。

 

このような夜明けを経験すると、本当に人間というものは「生かされている」と感じる。

 

和辻哲郎は、自然環境と人間の相互関係の全体である「風土」を三類型化している。

 

そのうちの一つ、これが日本人にあたる「モンスーン型」だ。

 

日本列島には、明瞭な四季の変化だけでなく、台風や地震も大変多い。

 

この環境の中で、日本人は受容的・忍従的態度をもつようになるという。

 

私たちは、普段から生かされているにもかかわらず、平和な日々の中でそれに気づくことは科なりまれだ。

 

その傲慢な態度は、「生きている」という感覚を超えて、「生きてやっている」とラベリングした方がしっくりくる。

 

ミニマルな生活をしていると、災害が突如起こった際に持っていくものが「もうそこにある」状態だ。

 

モノにあふれた部屋では、どれを持っていくかを考える時間を捻出しなければならない。もしかしたら、足の踏み場もない床を乗り越えるのにさえ時間がかかるかもしれないのだ。

 

人によっては、その傲慢な態度を持ち続けた状態で「反省する機会なく死ぬ」場合もあろう。

 

ある意味、その人生は幸せなのかもしれない。

 

「生きてやっている」という感覚のまま死ねるからだ。

 

しかし、真実は違う。そして、何が起こるか、誰にもわからない。

 

この機会にもう一度、身の回りの生活を見直してみたい。