心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

先生ごっこ・生徒ごっこ

現在、多くの学校で、授業が「意味のないもの」になり、ユーチューバーが「授業中に」楽しさを提供している状況が起こっています。

 

教師側としても、見ればすぐに気づく異変です。

 

しかし、なぜ、このような現状が変わらないのでしょうか?

 

それは、従来の教師像が崩壊しつつあり、「先生ごっこ」をしている教員が多いからです。

 

おままごとをして遊ぶ際、園児たちは父親をいかなる時間帯にも「召喚」することができます。

 

ただ、「パパおかえり〜、今ご飯作っているからね〜」と言いたいからです。

 

「先生ごっこ」真っ最中の教員は、チャイムが鳴ると同時に生徒を座らせ、生徒に話を聞いてもらうことが「授業」だと勘違いしている人間が少なくありません。

 

 

生徒が何を吸収するかではなく、「自分がいかに『先生』らしく振る舞えるか」によって、晩酌の美味しさが決まっているのです。

 

他方、生徒側も利口なので、相手が相手なら、こちらも「生徒ごっこ」をしようとし始めます。

 

生徒は、教師よりも、賢いことが多い。

 

これは学歴云々の問題ではありません。

 

教師は思考停止中、生徒は現在進行中なのです。

 

現在進行中の脳みそは学業だけに使えるわけではありません。

 

将来、多様な人間関係に対応していく上で、思考停止中の「先生ごっこ」を裁けないなら潰しが利かない。

 

だから、生徒は必死に「生徒ごっこ」をするのです。

 

この問題、突破口が一つだけあります。

 

当事者が二者にもかかわらず、一つしかありません。

 

というのも、生徒側には、積極的に「生徒ごっこをやめる」モチベーションがないからです。

 

とにかく、教師側が、「先生ごっこ」をやめること。

 

自分が生徒だった時にいかなる教育をされていたとしても、です。

 

誰よりも教材研究をし、誰よりも「生徒ゼロの教室でエア授業」をした教師が勝つ時代になっています。

 

変わるのは、生徒ではない。教師なのです。

 

そうすれば自ずと、あなたに対してだけ、生徒は本当の表情を見せてくれるようになるでしょう。