心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

もっと軽く考えていい

私たちの思考は、とにかく「溶けやすい」。

 

そして、まるで軽い気体のように、どんなに密閉してもその隙間から抜け出ていく。

 

本能的な感情とはまた違った、「理性的であるにも関わらずふらふらしている」のが人間の思考の特徴だ。

 

さて、そんなふわふわとした思考に、私たちは振り回されている。

 

これはまるで、スマートフォンを使っているように見えて、実はスマートフォンに使われてしまっている現代人のようだ。

 

自ら生み出した思考に固執し、これを正当化しようとしてまた思考を上塗りしていく。

 

しかし、ここで一度踏みとどまってみないか?

 

自分自身を納得させるために思考を「偽造」するのは、健康的ではないということだ。

 

なぜなら、それらの思考は、時が経つと「自分の元を離れるから」。

 

抽象的な話になりすぎたので、具体的に考えてみよう。

 

地元の大学に進学した青年が、都会のボランティアインカレサークルに参加したら、他のどの学生もMARCHなどの有名大学の学生証をもっている。

 

そこで「自分はダメなやつだ」と思い悩んだり、その悩みをこじらせて転学や仮面浪人を検討したりする。

 

もちろん自分の意思でそうしているのであれば、他人がとやかく口を挟むことではないかもしれない。

 

しかし、視点を変えたほうがいい。

 

なぜなら、そのMARCHの学生たちも、東大生を目の当たりにすれば同じようなことを思うかもしれないからだ。

 

さらに言えば、東大の中でも文科三類の人は文科一類の人に嫉妬するし、ハーバード大学の学生と議論して「日本の大学の頂点も大学ランキングから見れば低い山だ」と思うだろう。

 

要するに、他人を軸にして行動や考えを変えるのにはきりがないのだ。

 

だからこそ、「本当にしたいことは何か?」なんて重苦しく考えるのはやめよう。

 

たまに、悩むことが趣味みたいな人に遭遇するが、悩むために悩むなんて本末転倒以下だ。

 

驚くべきことに、この「高望みこそ人生だ」と勘違いしている人はその勘違いに自ら気づいていない。

 

自分の軸は、割り箸よりも軽いのだ。