心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

作り方(5)一次情報

今回は、「一次情報」について見ていきましょう。

 

「一次情報」は、授業中よりも授業の前段階で勝負が決まります。

 

早速、具体的にみていきましょう。

 

「一次情報」とは、簡単に言うと「実際のモノ」です。

 

地理の授業で「てんさい」を説明する際に、ほとんどの生徒は「てんさい」を知りません。

 

ここで、「てんさいって言っても、ジーニアスのことじゃないですよ」とジョークをとばして誤魔化してはいけません。

 

実際のサトウダイコンを持ってきて、これがどのようにして育っていくかを説明すると、確実に生徒の記憶に残ります。

 

もし現物を持ってこれなかったとしたら、残念ながら「一次情報」ではなくなります。

 

この一次情報は、主に授業の最初、あるいは中盤で用いるのがオーソドックスです。

 

使う目的は、最初と中盤で異なります。

 

最初の場合は、「導入の興味」として用いることができます。

 

目の前にあるものがどうやって生まれてきたのか、これに興味を持たない生徒はあまりいないからです。

 

中盤の場合は、「授業のダラッとした空気を一掃する」ことができます。

 

「起承転結」の「転」として、一次情報を用いることはかなり効果的です。

 

一番もったいないのは、終盤で一次情報を提示することです。

 

せっかく生徒の心をつかめるものなのに、見せてすぐチャイムでは「授業」としては失敗です。

 

あくまでも生徒に持って帰ってもらいたいのは「概念」「知識」であり、「現物に対するびっくり感」ではないのです。