心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

「深く学ぶ」一番の近道

生徒に「深く学んでもらう」ためには、色々な仕掛けが必要です。

 

まず、いきなり「深く学ぶ」ことは、基本的にできません。

 

地図上での位置関係を一番クリアに理解するためにはグーグルアースが一番便利です。

 

しかし、便利であることと、それが100%の理解に繋がるかどうかは別です。

 

白地図に国の名前を全て書ければベストですが、最初から白地図を用いるのはある意味「危険」だということです。

 

「深く学ぶ」という行為は、いきなり深いところに連れて行っても達成できません。

 

これは、山頂にロープウェイで向かうのと同じです。

 

本当は険しい道や崖崩れなどを経験しながら登っていくのを、ロープウェイが勝手にカットするからです。

 

ロープウェイを使ってラクをすると、「紅葉が綺麗だった」という浅い理解に終わるということです。

 

では、「深く学ぶ」ためには何が必要なのか。

 

それは、「浅く学ぶ」ことではなく、

 

広く、水平に学ぶことです。

 

アメリカの大統領制にすこぶる詳しい人が議院内閣制を理解できないように、ある一つの視点だけを深く学ぶことがかえって弊害になる場合があります。

 

ここでは不可逆的な作用が働いて、「深く学んだ」という自負が他の周辺知識を寄せ付けない場合があるのです。

 

順番を誤ると、後で修正が効きづらいのです。

 

「深く学ぶ」ためには、できるだけ周辺知識を手に入れてみましょう。