心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

僕たちの「反撃の答え」

小さい頃にいじめられた経験。悔しかった経験。

 

これらの経験は「覆すことのできない事実」です。

 

よく心理学では「認知的再評価」といって、過去の出来事は変えられないが現在からの解釈によって評価を変えることができるといわれます。

 

本当にそう?

 

色々な見方があるとは思いますが、私は「解釈次第で変えられる出来事と、解釈ではどうにもならない出来事がある」と思っています。

 

例えば、いじめられたとは言っても、元々は自分自身がいじめっ子で、「自分にも非があったな」と容易に思えるような場合と、完全に一方的にいじめられた場合とでは意味合いが全く異なるということです。

 

圧倒的に理不尽で、圧倒的に「痛かった」出来事を乗り越えるために、私たちには「反撃」しかありません。

 

ここでの「反撃」とは、フロイトなどが提唱した「防衛機制」でいう「昇華」に近いです。

 

「昇華」とは、本能的な欲求を、社会的に認められた「よい」もの、価値のあるものに向けて満たすことを指します。

 

例えば、「人と交わりたい」という欲求を、学問やスポーツなどに向けて発散させることを言います。

 

さて、「反撃」とはあくまで「ソイツ」に向いたものでなければなりません。

 

「ソイツ」に向けたものでない限り、腹の虫がおさまらないからです。

 

しかしながら、「ソイツ」に危害を加えようとしたらただの動物です。

 

「ソイツ」と同レベルの存在に成り下がるからです。

 

その煮えたぎるような怒りを、生産的な方向に生かしていく理性があるのが人間です。

 

あなたの「反撃の答え」は、何ですか?