心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

立てるべき目標とは?

2020年がはじまりました。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

とは言え、昨日と今日は連続しているので、一喜一憂せずに過ごしていきたいというのが本音です。

 

さて、新年になると必ず頭を悩ませるのが「目標」について。

 

誰もが、目標を立てるなら今日しかないと思っています。

 

今日立てないと、損した気持ちになるのかもしれません。

 

卑近な例で言えば「今年は5kg痩せる!」「〇〇大学に合格する!」など、目標自体は挙げようと思えばいくらでも挙がります。

 

そして、ほとんどの目標に見出せる共通項が「現在できていない・達成していないことを、期限までにできる・達成する」というものです。

 

当たり前のように聞こえるかもしれませんが、目標を立てる時点でAという地点にはまだ到達していなくて、Bというどこかにたたずんでいることを暗に示しています。

 

ここで考えておきたいのは、大きく分けて二つ。

 

一つ目は、「あなたは昨年もB地点にいたのではないか?」という確認作業です。

 

もしかしたらあなたは、なんだかんだで「B地点のままでいい」と思っているのではないでしょうか?

 

B地点にいる自分に満足している時、人間はあえてA地点を目指そうとは思いません。

 

ダイエットの例で言えば、120kgある人が必ずしもダイエットを目指すとは限りませんし、目指すべきだというのも正しくありません。

 

彼・彼女自身がラグビーの選手だったら、わざわざ痩せること(だけ)を目標にする必要性はありません。

 

これが、考えるべき二つ目の点につながります。

 

あなたがいるB地点は、本当にA地点よりも劣っているのか

 

もちろん、現在高校生あるいは浪人生(B地点)で、そこから大学生(A地点)を目指すという場合には、ほとんどのケースでA地点の方が望ましいでしょう(だから毎年50万人以上の受験生がセンター試験に臨むのです)。

 

しかし、「会社で昇進する」「もっと仕事を頑張る」などは、この地点間の高低差が曖昧です。

 

もう少し正確に言うと、「目指すか目指さないか自体に個人差がある」のです。

 

ある人にとっては「昇進していない状態」がB地点になっていて、かつA地点を目指すべきかもしれない。

 

ある人にとっては「昇進していない状態」がB地点になっているが、別にA地点を目指すべきではないかもしれない。

 

ある人にとっては「昇進していない状態」が実はB地点になっておらず、A地点を目指す必要がないかもしれない。

 

またある人にとっては、「昇進していない状態」がB地点になっていることに本人が気づいておらず、実はA地点を目指す必要があるかもしれないのです

 

ここから見えてくることは、本当の意味で「立てるべき目標」は、上の四つの例でいうところの最後。

 

本人が課題だと認識していないところから課題を自ら見つけ、目標達成に向けて覚醒することなのです。

 

今日は変な情報を入れすぎず、お餅を口に入れすぎず、自分と向き合ってみてはいかがでしょうか。