お願い事はどんどん断ろう。
突然ですが、日本人は「お願い事を断らなすぎ」です。
例えば、大事な仕事をしているときに「ちょっとこれお願いできる?」と唐突に聞かれることがたまにあります。あなたはどうしますか。
時間が有限であることを自覚している人間は、ここで、「自分の時間が30秒ほどとられる・・・!」と考えます。セコいように聞こえますが、立派な状況判断だといえます。
もし、このような状況で中途半端に受けてしまうと誰が不幸か。
頼んだ相手が、「頼まなきゃよかった」となります。
ここで、知っておくとラクになることがあります。それは、
あなたは、かけがえのある存在だということです。少なくとも、社会の中では。
あなたが何らかの理由でお願い事を断った時、そのお願い事は消えません。別の人の元へ行くだけです。そして、別の人が断ったら、さらに別の人の元へ移動します。やがて、そのお願い事を引き受けた人のところで止まるのです。
観光地で写真をお願いされて引き受けなければ、その人は別の人に頼みます。それでも無理そうなら、工夫して自撮りします。それだけなのです。
もしあなたが今10のお願い事を一挙に引き受けているのだとしたら、そのうちの5は「あなたじゃなくてもできるもの」です。
大事なのは、「私が断ると、別の人に負担が・・・」気にするのをやめることです。
まずはあなたが働きやすい環境を自分で作り出していくことが大事です。
まずはあなたが余計な負担を取り除くことによって、あなた自身に心の余裕ができます。仕事の質も上がります。
そうしたら、お願い事を喜んで引き受けてもよい状態に自然となってくるのです。