心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

ポジティブワードから一度離れる。

私自身、ミニマルを目指す上で、

 

決して、好きなことをやってはいけないと思っています。

 

・・・と、言われたら、あなたはどう思うでしょうか。

 

昨今のJ-POPの歌詞や民放ドラマなど、その9割は「好きなことをやりなさい」「好きな人と結婚しなさい」というメッセージを発しています。

 

たしかに、嫌いなことをやるよりも好きなことをやった方が良いような気がするし、嫌いな人とは結婚しようと思わないでしょう。

 

しかし、私たちはこの「正しいメッセージ」を受け取りすぎて、いつの間にかマヒしてしまっています。

 

ここで大事なのは、そのメッセージ自体が誤っているのではなく、私たちのある種の感覚器官的なものが「当たり前の言葉として受け取りすぎている」ということです。

 

これは興味深い現象なのですが、

 

「好きなことをやれていない」現状は、「好きなことを一切するな」という情報に飲まれて発生しているのではありません。

 

むしろ「好きなことをやりなさい」という情報に慣れすぎてしまったことに起因しているのです。

 

ですから、一度「好きなことをやってはいけない!」と自分自身に言って、自分自身を反発させてください。

 

これは「心理的リアクタンス」と呼ばれます。

 

人は、とにかく反発したくなります。

 

ポジティブワードは、持っている意味自体が「正しさ」を強調するため、「浴び続けるほどに効力を増す」と考えがちですが、実は逆です。

 

どんなにポジティブな内容であっても、慣れたら意味をなさないのです。

 

言葉は、それが持つ意味も勿論大事ですが、時には一度離れてあげて、ある種の「ありがたみ」を再び受ける必要があるのかもしれません。