心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

パスワード・レス・ミニマル

誕生日が1月14日だから、「0114」にした。そうしたら、誰かに勝手にあけられていた。

 

忘れにくいように、ゾロ目で「4444」にした。そうしたら、そもそもパスワードとしてカンタンすぎるという通知が来て、設定できなかった。

 

私たちは、本来自分自身を守ってくれるはずのパスワードに支配されているきらいがあります。

 

目的と手段とを取り違えている人は、いかに見破られにくいパスワードを考えるかに注意をとられてしまい、それが覚えにくいせいで結局紙媒体にメモし、挙げ句の果てにはなくしたりするのです。

 

昨今はスマートフォンにも顔認証および指紋認証が当たり前のように備わっているので、もはや数字とアルファベットの組み合わせによるパスワードは風化しつつあります。

 

しかし、何より大事なのは、その認証を解除する手間です。

 

1日に何回、パスワードを入力していますか?

 

仮に10回として、1回の所要時間が5秒だとしたら、もうそれだけで1分弱の時間が奪われていることになります。

 

そんなあなたに、質問です。

 

あなたのスマートフォンには、国家機密レベルのトップシークレットが入っているのですか?

 

この質問は、表面上は煽っているようにみえるかもしれませんが、かなり本質的な問題提起になっています。

 

例えば、あなたが重大な秘密を一切スマートフォンに入れていない場合(せいぜい、恥ずかしい写真が入っているくらいの場合)。

 

パスワードをつける意味は、あまりありません。

 

それは、何にも入っていない箱の前に門番を立たせるようなものです。

 

他方で、仮にあなたがかなり重要な情報をガジェットに入れているのだとしたら、

 

おそらくその中途半端にわかりにくいパスワードはアウト

 

なのです。

 

よって、情報が入っていないのにパスワードをつけるのは入力の手間になるだけであり、重大な情報が入っているのであればパスワード以外の対策をすべきだということです。

 

手袋をわざわざ外して指紋認証するのは、寒いです。

 

マスクを外して顔認証するのも、寒いし今の時期は心配です。

 

できる限り"要らないパスワード"をなくしていくと、時間的にも精神的にも余裕が生まれてくるでしょう。