心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

短い言葉は、難しくて、ミニマリストだ。

今回からは、「ミニマリストと哲学の話」をしばらくしていきたいと思います。

 

皆さんは、高校の授業で「倫理」を勉強したことはありますか?

 

聞いてみると、ほとんどの人が「難しい」「寝ていた」と返す、倫理という科目。これについて、興味深い話をしていきたいと思います。

 

そして、哲学というものを身近に感じていただければ嬉しいです。

 

初回は、哲学とは何なのかについて持論を述べていきます。私たちは「哲学」という言葉に対して「難しい」「浮き世離れしている」「高尚だ」というイメージを抱く傾向にあります。

 

言い換えれば、「自分とは関係のないもの」という印象を持たれている人も少なくありません。

 

ある意味正しいイメージだと思います。しかし、洗練された哲学は、万人が簡単に理解できるシンプルなものであることが多いです。

 

そして、簡単な言葉で表現されるからこそ、その解釈に個人差などが生まれて「難しい」ものになっていくのでしょう。

 

フランスの数学者・物理学者・宗教思想家であるブレーズ・パスカルは、「人間は考える葦である」という言葉で有名です。彼が友人に手紙を送った際、次のような趣旨の言葉を最後に書いたそうです。

 

「時間がなかったので、長い文章になってしまいました。」

 

「人間は考える葦である」という言葉は、日本語でたったの10文字ですが、ここにパスカルの言いたかったことが全て集約されています。短い言葉ほど、紡ぎ出すのが難しく、長い時間をかけなければならないということです。

 

つまり、もしこれまで私たちが「哲学って、なんだか難しいなぁ」と思ってきたとしたら、それは「あなた」のせいではなく、これまで触れてきた哲学者たちの表現不足だったと私は考えます。

 

一つの言葉に思いを込めれば込めるほど、言葉自体は短くなっていく。これが哲学の一つの側面なのでしょう。