心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

プツンと自分自身から離れる方法

今回は、シンプルな考え方の一つとして、「自分自身から離れる方法」についてみていきます。

 

どんな思考法にも、コインに表と裏があるように、良い麺と悪い面があります。

 

例えば、インターネットからの情報を受け取ることによって生活を有意義に過ごすことができる反面、情報過多に疲れて自分で考える習慣が潰されるというデメリットがあります。

 

他方、情報を一切遮断する(例:スマホを家に置いて数時間散歩して瞑想する)ことによって、それらの情報によるストレスから解放され、自分自身と向き合うことができますが、それがいきすぎると世の中の流れを掴み損ねて損をする場合があるということです。

 

よって、自分自身について幾らでも考えることができる現在の状況は、使いようによって自分を生かすことも破滅させることもできてしまうのです。

 

そして、多くの人々が、今イヤというほど「自分と向き合う」ことに時間を費やしていることでしょう。

 

さて、「プツンと自分自身から離れる」には、自分と向き合うことをやめるのではなく、向き合い方を工夫する必要があります。

 

ここでもっとも重要になってくるのが、「人間関係の中にある自分自身」という意識です。

 

現在、物理的に他者と離れて生活・仕事をしている人々が少なくありません。そして、物理的な距離は心理的距離の源泉となります。物理的に遠くなればなるほど、その人との心理的な距離も離れる傾向にあるということです。

 

そのような中で考える自分自身とは、えてして「他者とは違う自分とは何か」「自分の個性とは何か」になりがちです(これ自体が悪いわけではありません)。

 

私たちはここで、物理的距離にかかわらず、「自分は他者のために何ができるのだろうか」をもう少し考えていく必要がありそうです。

 

他者と会話せずに生まれる思考は、純度が高くて、より「自分らしい」といえば自分らしいのですが、刃物のように鋭く「独りよがり」になりやすいので、メンテナンスが数回必要です。

 

そして、鍛錬しながらこのような思考を獲得することによって、

 

自分自身とも適度な距離をとることができるでしょう。