心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

自分の頭で考える前に必要なこと

入学式でも卒業式でも入社式でも何でも、私たちは必ず「自分の頭で考えよう!」と言われます。

 

これは疑いの余地がないほど、社会に生きる私たちがすべきことであり、ある種の真理です。

 

しかし、「食べた後の食器は必ず洗おう!」の前に「料理を作ろう!」があるのと同じく、「自分の頭で考える」前に必要なことがあります。物事には順番があるということです。

 

それが、「自分の頭で考えず、調べ上げること」です。

 

例えば、「この国を動かすルールとは何か?どのようなルールを設ければいいのか?」という命題について、最初から「いや自分は民主主義的なルールが必要だ」と言うのは、何も言っていないのと同じです。

 

元々日本は民主主義ではありませんでしたが、「なぜ民主主義でなかったのか」「そもそも何主義だったのか」など、背景・歴史を調べて、そこから現在・未来を考えていくのがセオリーです。

 

調べるという行為がなければ、主張は全て妄想になります。たとえ偶然にも筋が通っていたとしても、その主張に関する別の視点についてしゃべることができません。

 

主張には再現性が必要だということです。

 

さらに、この調べるという作業には「自分の頭をできるだけ使わない」ことも重要です。

 

もう少し正確に言えば、「自分の赤ちゃんみたいな主義主張を入れ込まず、フラットな視点で資料を読む」ことを心がけなければなりません。