心理学論文や人間関係的考え方を紹介!

2017.8.16~2020.8.31連続投稿(1,112日)。以降は不定期更新です。

夏がダルい「ミニマリスト的」な理由

8月17日、静岡県浜松市で41.1度が観測されました。日本国内で最高タイ記録のようです。

 

さて、夏が暑いことによって、私たちの私生活にどのような影響があるでしょうか。

 

例えば、暑さを回避するために入ったカフェが異常に寒くて自律神経がやられたり、冷たいものを食べたり飲んだりしすぎて体調を壊したりといった、夏特有の体調不良が考えられます。

 

このような影響は経験的に明らかなものなので、誰もが思い浮かべることができるでしょう。

 

しかし、私たちにとって最も大きな悪影響があると個人的に思っていることがあります。

 

それが、「選択肢の自由度の減少」です。

 

例えば、主に春や秋のちょっとした休日。

 

多少寝坊して10時に起床したとしても、汗をかかずに最寄りの駅まで行き、優雅なカフェライフを送ることができます。冷房(あるいは暖房)による過度な温度変化を経験することもないので、体調にもたらされる変化もさほどありません。

 

また、「今日はわりと早く切り上げようかな」と思ったときには、13時でも14時でも帰宅することができます。

 

つまり、選択の幅が広いのです。

 

他方で、真夏になってくると、寝坊して10時、11時になった瞬間に「外出すること」が億劫になります。

 

なぜなら、もうこの時点で道路が温まりきっているからです。

 

カラダにまとわりつくような熱風によって、5分も歩かないうちに汗が吹き出します。もうこの時点で不快です

 

そして、急いでカフェに入っても、10度以上低い環境によって風邪を引きそうになるのです。

 

このような体調変化によって、いつもより仕事への集中力が減少します。この集中力の減少というのは、一部には「本人の意思力の問題」があるかもしれませんが、この意思力については季節を問わず変動するものなので、平均的にはやはり体調変化が集中力の減少に著しい変化をもたらすといえます。

 

その結果、本当であれば13時や14時に帰宅したくなります。なんだか、逃げたくなるような思いです。

 

しかし、どんなに冷房に嫌気がさしても、13時や14時に外出するのは危険です。あまりにも暑すぎて、それこそ体調悪化につながります。

 

よって、本人の集中力はとっくに切れているのに、無理して夕方以降までその場に止まらなければならなくなるのです。読者の皆様の中にも、同様の経験があるのではないでしょうか。

 

このような選択肢の自由度の減少は、仕事の量を自分なりに工夫・改善することに努めるミニマリストに対しても被害をもたらしているといえます。

 

もちろん、「だったら家にずっといればよいのでは」という意見もあるかもしれませんが、一番重要なのは「家にいるか否か」「外出するか否か」ではなく、「本人の好きな時に好きな選択ができるか否か」なのです。

 

このような夏の暑さがもたらす悪影響に対して、「家に24時間いる」という選択を元々している人はラッキーだと思うことができるでしょう。

 

しかし、いろいろな場所に出かけることが好きな人にとっては、この選択肢の自由度の減少は苦痛でしかありません。

 

どんなに頑張っても、気温に勝つことはできないからです。

 

私たちにできることがあるのだとすれば、(現状)どんなに暑い日でも多少は涼しい早朝に出かけ、日中ずっと集中力を維持できるような環境に身を置き、気温が下がり切った頃に帰宅する戦略を練るくらいです。

 

うーん、夏は生きづらいかもしれないですね・・・。